廉価版の位置づけではありますが、今でいうNikon D一桁シリーズに対する一つ下程度の意味なんでしょう、むちゃくちゃ質感が良いです。
しかも剛性感もあります。
すごくいいカメラな感じの手触りです。
モルト貼り直し・ミラーボックス掃除
モルトがボロボロだしミラーボックスにカビが生えてるので適当に掃除しました。モルトは切るのが面倒だったのでAmazonのNikon FM 用カット済みモルトを使いました。FMとニコマートだと形が違うものの、なんとかなります。
このようにボロボロのボロなので、気合いでひっぺがします。無水アルコールがあると良いらしいのですが、ボロすぎてティッシュでこするだけで剥がれます。 分解せず貼りなおせるところだけ貼り直しました。(フォーカシングスクリーンのところにもモルトが使われているらしいけど、分解して壊したら嫌なので…)
電池の購入
ニコマートFTnは今は売っていないMR9という電池を使用します。代わりの電池が必要です。水銀電池 “MR9(H-D)” の代替手段についてというサイトに色々書いてあります。
Amazonでも売ってるMRB625がサイズや特性ともに適合しますが、一個1000円と高いです。
今回は値段を考え、電圧が1.35Vじゃなくて1.4Vなのとサイズが違いますが、安いPR44という補聴器用の空気亜鉛電池を買いました。
PR44はMR9とはサイズが違いますが、ニコマートFTnではスペーサー無しでなんとか使用可能です。電池室の中に螺旋状の板バネがあるので、それで押し付けられるため固定されるのです。
撮影してみた
キタムラに現像に出し、フジカラーCDというサービスでデータ化してもらいました。フジのカラーネガ1本で1,080円。使用レンズはNIKKOR-H Auto 28mm F3.5、Nikkor 105mm F2.5 の2本です。フィルムはフジの業務用カラーネガ ISO100です。 作例のお時間です…
トリミングや手元での修正なしでどうぞ…。ISO100のフィルムなのに三脚なしで夜間撮影してるのでブレてる写真が多いです。(SS 1/2とかなので人間三脚してもブレる…) 一覧はこちら。
ISO感度変えられないのは結構面倒ですね…
デジタルでばんばん撮ってフィルム風に加工したほうがよいのかな…という気になってきました。
でも撮影自体は楽しいのでフィルムも続けようと思います。(10本くらい買っちゃったし)
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