さて
トラックボールを使い始めたわけですが、同時に血迷ってM705tも購入しています。
というか本当は、M705tを注文したあと、気の迷いでトラックボールも追加注文したわけですが….。
レシーバーは小型ですがM545みたいなPicoレシーバーではない普通のUnifyingレシーバー。
電池持ち、単三が2本で有利とはいえ最大3年って長すぎですね!
充電池式電池にすればもっと軽くなるような気もしますが…。
さて、この化物級の省電力マウスの使用感を確かめてみましょう。
まず左右クリック。
こいつはちょっとクリックが深めな気が…。
比べたのは同じくロジのM545や、エレコムのトラックボールM-XT3や、MicrosoftのゲーミングマウスSideWinder X5です。
私はSideWinder X5のタイトで俊敏なクリック感が一番好きです。
SideWinder X5 > M545 >= M-XT3 > M705ってかんじ
サイドボタン。
しっかりした感触、(比較的)少ないストローク。押すと周りに聞こえるくらいの音量でコチコチ言います。
M705 > SideWinder X5 >= M545 > M-XT3って感じ
ホイール
ボタンでクリック感の有無を切り替えられることは周知の事実ですが、クリック感無しにするとおっそろしいくらい滑りがよい!!!
クリック感ありモードにしてもなかなか良いフィーリング。
マウスのホイールのエンコーダは光学式と機械式があるそうで、分解画像を見たところ本機M705は光学式エンコーダ。同じくロジのM545も光学式。(安いわりにM545はホイールの操作感が大変良いです)
M705 >= M545 > M-XT3 > SideWinder X5 って感じ。
SideWinder X5もホイールのエンコーダは光学式なんですが、M545とM705と比べるとホイールの操作感は及ばずです。もう6年くらい使ってるせいもあるでしょう。
持ちやすさ
M705tは大きすぎず小さすぎず、でほどよくエルゴ形状です。
自分はでかくてエルゴノミクス形状のマウスが大好きです。
M-XT3 > SideWinder X5 >= M705t > M545
SideWinder X5は大きさはあるけどエルゴ形状ではない…が慣れればok。
操作性能(カーソルの追従性とかそんな感じの)
M705tを使ってはじめに思いました。
あらら…と。
やはり超省電力機です。何年もリネームされて売られてるから大丈夫かなと思いましたが、やはり無線+超省電力は…あまりよくないです。
スキャンレートやポーリングレートの話
ゲーミング用の無線マウスのG700/Sとかだと、話によるとバッテリーが1日かそこらで切れるそうです。
それはスキャンレートが高い高性能センサーとか、高いポーリングレート(G700Sは確かポーリングレート1000Hz、有線ゲーミングマウスなみ)のせいだと思われます。
(DPIは高くてもバッテリー持ちにはあまり影響ないみたい)
センサーの方式やDPIはアピールポイントとしてよくカタログに書かれますが、スキャンレート、ポーリングレートはゲーミングマウスでも無い限りあまり書かないんですよね…書いてほしいですね。
で、単三2本とはいえ3年もっちゃう超省電力機なM705は、当然そこらへんはトレードオフとして捨ててるわけで、ポーリングレートは125Hzだし、スキャンレートはわからなかったけど多分高くはないし…。
(ポーリングレートについてはM705が無線式の中で特別低いわけではないです。普通はだいたいこんなもんです。Bluetooth接続だともっと低く80Hz程度のがごろごろしてます。)
そういうマウスは普段から有線ゲーミングマウスばかり使ってる人が触ると違和感を覚えるはずです。
こんなに超省電力なのに待機時間を感じさせないのはすごくよくできてるとは思いますが、M705tはやはり少し操作性に劣る…と感じました。
よって
M-XT3 >= SideWinder X5 > M545 > M705t
です。
総評
(3,600円程度で買える無線マウスとしてはしっかりしていて握りやすくホイールも操作性が良くさらに電池がよく持つ)
(でも、電池が3年もつとはいえど、バッテリー残量表示とエネループがあれば大したアドバンテージでも無いと思う…)
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