最初はRaspberry Pi3で動かして、次にWebARENA VPSクラウド、WebARENA Indigo、またWebARENA VPSクラウドに戻り、Conoha VPSと移ってきていました。
そしていまLightsail… 次はどこへ移そうかな…。 Lightsailは普通のVPSの完全な代用になるかというと、ちょっと変わったところがあるのでなりにくい場合もあると実感しました。
気に入ったとこ
管理画面の安定性
他のVPSだと管理画面が重かったり読み込めなかったりすることがあります。自分の経験だとWebARENA VPSクラウドの画面で不具合らしきものに遭遇しました。
WebARENA VPSクラウドのセキュリティグループ管理画面が、JSONの肥大化で表示できなかった(過去形)
(2021年4月11日追記:解決したのかな?ページ下部に追記しました) WebARENA VPSクラウドのセキュリティグ...
管理画面の機能の充実
管理画面でネットワークとかCPUとかのリソース消費量を確認できます。ファイアウォールの設定もある程度柔軟にできます。 自分の少ないVPS経験の上では、できない or 仕組みに難があるVPSサービスばかりだったので嬉しい。自分には合わなかったとこ
少し変わったCPU使用率制限がある
これは利点も欠点もあるのですが、少し変わったCPUの使用制限があります。 LightsailにはCPUバースト容量というのがあり、常に時間経過で一定量ずつ付与されます。付与される量はインスタンスプランごとに違います。CPUを使うと消費されます。例えば一番安いプランだと、CPU使用率が5%のときに付与量と消費量がちょうど釣り合うそうです。
つまりCPU使用率が5%より小さければ余ったバースト容量が蓄積され、5%より大きければ蓄積していたバースト容量が目減りしていきます。
CPUバースト容量の蓄積を使い果たしてしまうと、強制的にCPU使用率が5%以下に絞られます。
なのでいつもは大体5%以下、5%以上になるのはときどきというような用途じゃないとまずいです。 よって、1ユーザがガンガン使って、VPSの物理的なリソースを共有している他のユーザが迷惑を被ることが減るのはメリットになります。
他のVPSと違って制限の根拠がはっきりしており、制限を課された原因やタイミングが掴みやすいのもメリット。他のVPSだと制限の明確な基準を公開してないことも多いですからね。 しかし1000円以下の安いプランでCPUを常時ほどほどに(5%以上とか10%以上とか)使うような用途だと、他のVPS選ぶかな〜と思いました。
CPUをガンガン使う場合はどっちにしろ使用制限されそうだから、制限の基準が明確なLightsailの方がいいかもしれません。 自分のワークロードがどのくらいのCPU使用率になるかは、Lightsailのコンソールからグラフで確認できますので一度試してみることをお勧めします。
(他のVPSみたいに) CPU数やRAMやSSDの容量などスペックだけ見てインスタンスプランを決めちゃうと困るかも。
自分のブログ程度なら最安プランでも行けそうでしたが。
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