SANS FOR508トレーニングを受講した話

プログラミングor技術
今回は、SANS FOR508を受験してきた体験記を書きます。このコースは主にWindowsを対象としたエンドポイント向けデジタルフォレンジックを学びます。 なおSANSはセキュリティトレーニングとか資格で有名な組織です。
ここの提供するトレーニングは料金が高く、FOR508は100万円前後します..

受講まで

申し込み

申し込みは2週間まえまでにした方がいいでしょう。
(どっかのベンダ)→NRIセキュア→SANS という風に手続きが走るっぽいです。なので余裕をもって動いたほうがよさげ。 申し込みのオプションは3つあります。今回はGCFA試験だけつけました。
  • NetWars
    • CTFみたいなもの。やったことないので知らない
  • オンデマンド
    • 後から録画が見られるってことらしいが、これを付けなくてもLiveOnline開催の場合は4カ月、動画が見られる…。詳細不明。
  • GCFA試験
    • 試験費用バンドル。安くなってるらしい

教材ダウンロード & VMの準備

1週間前までに受講のお知らせのメールが来ます。そしたらコースマテリアルがダウンロード可能になります。
50GBくらいあるISOファイルを3つ落とす必要がありました。
それを一部展開して、VMイメージを用意する必要があるのでストレージはもっと必要です。指示に従えば難しくないです。

外部モニタの用意

外部モニタの用意をお勧めされます。
自分は、ウルトラワイドモニタ + 4Kモニタ + ノートPC内蔵モニタ の3つを使いました。
  • ウルトラワイドモニタ
    • VM、資料、メモアプリ
  • 4Kモニタ
    • 講義用Zoom
  • PC内蔵モニタ
    • Slack (あんまり見ないけど)
3画面は必要なかったかもしれませんが、
VMや資料と講義用Zoomとメモアプリを同時に見られるように、広い作業環境はあったほうがいいです。 ただし無くてもなんとかなります。基本的な講義の流れは、座学→VMと資料使った演習→座学→…と、割と区切られているからです。
まぁ話聞きながらVM弄ったり資料読んだりメモ書いたりできるように広い作業環境あるといいねって感じです。

講義

英語、通訳について

3-4人くらいの同時通訳者がいて、数分ごとに交代して通訳してくれます。専門用語も結構わかってる感じの訳し方をしてくれるので、わりとなんとかなります。 英語が母語っぽい講師の方も、わりとゆっくり目に英語しゃべってくれるので慣れてればなんとかなりそうです。 初め私は自信過剰で、TOEICリスニング満点の耳が火を吹くぜェ!笑(←英語ナメすぎ)って思ってたら、メモ取りながらだと結構聞き逃してしまったので途中から日本語通訳に切り替えました。

最後にチーム戦がある

自分のときはday6でチーム戦がありました。調査結果の発表もあります。
最後の発表も英語日本語どちらでもOKなので、楽です。
参加者は日本語話者/英語話者だと、4:1くらいの割合だったかな? 1つアドバイスを言うと、演習の調査を進めて出てきたアーティファクトはしっかりメモしたほうがいいです。最後のチーム戦および調査結果発表で使いました。 なおこのチーム戦で好成績を残すと、コインがもらえます。
もらえました↓

さいごに

FOR508まぁまぁ楽しめました。
考え方から手を動かすところまで実践的な内容を学べます。
あとリモートじゃなくてオンサイトでやりたかったですね(他の受講者のレベル感がわかり、得た焦りにより自分を頑張らせることができるため。)
ああ、GCFAに向けての勉強しなくちゃ…。 GCFAの試験対策は、講義中になんとかしようとはしなくてよくて、あとの振り返りしだいみたいらしいです。なので講義中は講義をたのしむことに集中しましょう(って先輩から言われたことまんま書いときますね)

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