
選考
ハードルが高く見える募集要項
全32あるプロジェクトごとに、募集要項として必須スキルとあると望ましいスキルに分けて書かれています。 プロジェクトNo.17の「金融分野に置けるサイバーセキュリティ推進活動」は、必須スキルにはLinuc/LPICレベル2とか情報安全確保支援士とかとサーバ構築やらNWの設定やら簡単な言語、あると望ましいスキルにはバグバウンティやIPA絡みのなにかで脆弱性報告の経験、CTFの経験などが要求されます。 全部で32個のテーマの中で群を抜いてハードルが高いです。脆弱性報告とかあんまり経験ある学生多くないでしょ…。(そういう人はベンチャーとか行きそう…) このハードルを直接はクリアしてなくとも、いや自分にはこういう強みがあるぞ!とやる気のある人なら参加できるそうです。僕も脆弱性報告とかはクリアしてません。動画選考について
ESとWebテストはごく普通ですが、動画選考がやっかいです。 3つ質問があって、それぞれに30~60秒で回答する動画を作り送ります。機械学習のデータセットに使うとかで、写る範囲や背景やポーズが指定されます。 画面を見ながら撮影しないと頭が見切れたり手が見切れたりしちゃいます。自撮りをするとき便利なのは、iPhoneならAppleWatch、デジカメならリモート操作可能なアプリですね。Apple WatchがあればiPhoneのカメラの映像を見ながら録画ボタンをリモートで押せます。α7などWi-Fiが使える最近のカメラでも、スマフォのアプリで映像を見ながらリモートで撮影ができます。
こういうのを使うと一人で撮影しやすいです。

仕事とか
金融SIerのお仕事の一環としてやるセキュリティを体験します。実際のプロジェクトに関われるとかいうわけじゃなく、それに似た感じのカリキュラムをこなしていく内容です。 プログラムとかは書かないし読みもしない内容だったけど、ナルホドこういう仕事をするのかという学びを得られます。日毎にテーマが与えらえそれについてワークをやり日の終わりに発表をしました。仕事の環境
1人ずつ某日本メーカ(黒くてかっこいいとこ)の法人向けPCが与えられます。なかなか良い装備でした。部署によるけどフリーアドレスで、机はよく見なかったけどチェアは某日本メーカーのそこそこ良いイスです。そしてディスプレイとマウスとキーボードが与えられます。卓によっては某日本メーカーのメカニカルキーボードが置いてありました。 …という風にNTTデータともなると良さげな環境となっています。
しかしよくなかったことが一点! 仮想デスクトップに割り当てられたRAMがホゲGB(割とギリ)でした。まぁ部署や業務によって使う環境は異なるらしいので、ヘビーな開発業務をやる場合は良い環境が与えられることを祈りましょう(自分の場合、インターン中は調べものや資料作りがほとんどでした)
その他思い出
NTTデータの豊洲拠点の最上階には 会 -cai- みたいな名前のラウンジがあります。予約制で、ちょっといい料理が食べられます。


総評
NTTデータ志望の人で、IT業界まだまだよくわかってないよ〜って人はぜひ行くべきインターンです。実務に関わらせてもらえるわけではありませんしお金も一切もらえませんが、どういう仕事をするのか体験できます。 他、社員さんのノリというか雰囲気もつかめると思います。NTTデータはチャラいほうって聞いてましたが、まぁ確かに明るい人が多く楽しい人生を過ごしてきたんだろうなと感じました。私にはNTTコミニュケーションズのほうがあってそうな気がしました。でもちょっとお賃金下がるんだよね。 NTTデータは社員さんも明るくさわやか寄り(コアな技術系の会社だとクセが強い方が多いところもあります)で、給与もNTTグループの中では上位を争うレベルです。専攻を変えてIT業界に乗り込むぞ!という人やSIerが好きな人は狙うべき会社だと感じました。 反対に、技術ダイスキで例えば0x07C00とか数字みただけでどういう意味かピンとくるようなタイプの人は、もしかしたら別な会社がいいかもしれません。(実際そういうことを仰る社員さんもいました)しかし、NTTデータも部署や社員によっては技術バリバリらしいし、ADP制度やテクニカルグレードといった制度を作り技術面がより評価されるようにしていっているし、NTTデータも全然アリっぽい感じがしました。(どうなんでしょうね)
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